中国のマナー向上キャンペーン
北京オリンピックを迎える中国ですが、北京市内のマナーの向上を促す目的で、昨年2月、北京市当局は北京市民に対し、街中での整列を呼びかけるキャンペーンを行いました。
毎月11日をマナーの日と定め、地下鉄のホームやバス停など、並ぶ必要がある場所で割り込みをする人に対し、市の職員が、整列して乗車するよう指導を行いました。
しかしこの話題は、中国国外ではニュースとして取り上げられたのですが、中国国内においては、ほとんど注目されませんでした。
中国人の公共マナーの悪さは、諸外国では広く知られています。
中国人が、海外旅行で集団移動する際、訪れた国の入国審査などで順番を待っている人がいるにもかかわらず、割り込みを繰り返し行う、などといった悪評がたっています。
北京市内においても、電車やバスで、乗車していた人が降りるより先に、他人を押しのけてまで乗り込む人が多く見られます。中国では、こういったことが常識のようです。
外国人にとって、中国の習慣にはついていけない場合がかなりあります。ラッシュ時など、特に大変でしょう。
オリンピックが開催されることもあり、最近は、少しずつではありますが、マナーの悪さは改善傾向にあるようです。
市内のいたるところに、マナー向上の張り紙が貼られています。地下鉄のホームなどでも、並んで電車を待つ、という人を見かけるようになっています。
また、駅の窓口での切符の購入などでも、きちんと並んで順番を待つ人が増えてきました。少しずつではありますが、人々の中にマナー向上の意識が芽生えているようです。
北京オリンピック開幕が、目前に迫っています。地元中国の人も、外国人観光客のマナーを知ることで、更なるマナーの向上が期待できるのではないでしょうか。
